そこになにかがあるのなら

ほぼほぼミュージカル『刀剣乱舞』と舞台『刀剣乱舞』に関してになると思います。配信しか見れない人です。大体、内容に触れています。

みほとせ(再演) 風の先へ

刀剣乱舞ミュージカル 三百年(みほとせ)の子守唄が好きです。

 

 

はい、前にも書いてます。

 

 

一番好きな曲が、

「かざぐるま」と「風の先へ」なんです。

最初は「かざぐるま」がダントツだったんですが、

この二曲が対になってる気がしてからは

両方好きです。

 

 

勝手な想像ですが、

劇中歌「かざぐるま」は子育ての歌。

子供を育み、導く歌。

かざぐるまが回る様子で子供の成長を表し、

季節がめぐらされ、

風の吹く方向を見極め、導く。

 

大事に育てて、いつのまにか大きくなったのだね、と実感する歌。

子育てを経験したからこそ、この歌詞が身に染みる。

 

 

 

それに対しライブパート「風の先へ」は自立の歌。

泥だらけになったとしても、流されず、

自分の足で立ち、自分の信じる方向へ、歩き出した歌。

 

 勝手にこう思ってるのです。

この二曲を聴くたび、目頭が熱くなるのです。

 

 

またねぇ、「風の先へ」を歌ってるのが、物吉君と大俱利伽羅さんというのがねぇ、

納得なんです。

 

徳川家に特に寄り添った二振。

 

物吉君は、過酷な幼少期があったとしても、家康様の側に仕え、

天下統一を支えた。

 

倶利伽羅さんは・・・

生きる為に刀を手にする事を選んだ吾兵さんと

心優しく、草花が好きな信康様。

そんな二人と共に長い時間を過ごしたんだろうなぁ、と。

 

自分たちと共にいた子達が、傷つきながらも生きていた。

その証明のような、歌です。

 

 

 

倶利伽羅さんねぇ。

いい人だよねぇ。

 

二人に剣術の稽古を付けた後、一緒に畑仕事を手伝ってたんでしょ。

馴れ合うつもりはないけど、

ちょっと手伝うつもりが、頼られて、

いつの間にか一緒にやっちゃってるみたいな。

 

 

という想像ができるってのが、歌合でのシーンですよね。

 

 

みほとせで一つだけ引っかかってたのは、大倶利伽羅さんが

せっかく持ってきたお花を吾兵さんのお墓に供えずに「また来る」って言って

お花を手向けず、去る場面。

「また、っていつ?」ってすごく気になってたのですが、

歌合で、一人で黙々と畑仕事をする大倶利伽羅さんを見て、

「あぁ、これが大倶利伽羅さんの、吾兵さんに対する追悼の気持ちなんだな」って

思ったら、すごく納得しました。

 

歌合で、あの場面をやってくれて、良かった。

 

dアニメで歌合が配信になったら、またじっくり見たいと思います。

 

 

でも、でも、でも、

サツマイモは掘りたてじゃなくて、1~2週間置いた方が、甘くなるよ!

せっかくだから、おいしくなるまで、寝かしておいて!

誰か、あの3人を止めてぇ~!!!